最新のもの、昔から使われているもの
統計などを見たわけではないが、日本人は最新好きで欧米人はアンティークものを好む傾向があるように思う。
こう書くと日本人は欧米人より、モノを見る目が劣っているように感じてしまうのは何故だろう
こんなにも最新は素晴らしいはずなのに
それは恐らく、日本人に限らず現代人は最新に踊らせられてしまっているからではないだろうか
良いものか、必要なものか、で判断するのではなく、最新のものだから手に取ってみる
最新である事がステータス、むしろ乗り遅れは悪なのだ
しかし最新も時が経てば最新でなくなってしまう
当たり前だが良いものは長く残り、ただ最新であっただけの粗悪品の寿命は短い
最新のものはクソなモノが大半を占めて波のように押し寄せてくる
一つ一つ試す事が不可能なほどにその数は膨大で、実際に試し始めた頃には次の波が来てしまう
しかし悲観する事はない
波はいずれ引き必要な物だけを残してくれる
適者生存
大量に産まれる最新のクソの上に未来のクラシックが成り立つ
周りに適応していてはキリがない
クラシック候補は自分自身に適した最新の中にある
良いものは良いと、勇気を持って言い続けよう